外面がやたらと良いタイプ

世の中には、二重人格などと言われる人々がいます。これは、他人に対して同情心に富み、優しい人だと思っていたら、突然怒り始めたりと、小説「ジキル博士とハイド氏」のように人格が一定しない人に対して使われる言葉です。こうした極端な例は少ないとしても、一般的に言うと、これに似たタイプが、少なからずいるのではないでしょうか。

 
例えば外面が良い人というのがいます。このタイプは、学校や勤務先では、同僚や先輩或いは上司や先生に対して、態度も丁寧で愛想がよいので、周囲の評価は非常に良いのです。ところが、一旦家庭に戻ると、むっつりしているか、家族に対しては乱暴な態度を取ったりすることがあるのです。

 
こうした例は、一部の芸能人にあてはまります。例えばお笑い芸人の中には、テレビや舞台に出るときは、ユーモアたっぷりで冗談ばかり言って周囲を笑わせるのに、家庭ではほとんどそうした振る舞いをしない、というケースです。もちろん人を笑わせるのは、あくまで仕事ですから、仕事を離れたら普通の人に戻るのは当然のことです。

 
しかしこのタイプで問題なのは、他人にはひたすら優しく、家族には徹底して冷たいケースです。このタイプは、周囲の評価や評判を何よりも第一に考えます。

 

したがって他人を前にするときは、相手によく思われるために徹底して努力しますが、周囲の評価につながらない家族に対しては、全く努力をしない、そればかりか普段外で気を遣っている分、そのストレスを家族にぶつけるということになるのです。